3月の日曜日、夜10時17分。松山市の実家のリビングで、スマホのグループLINEが5件続けて鳴った。
友人の里奈から赤ちゃんの写真が届いた。「3,178グラムで生まれました」という文字とともに、小さな手の画像。
ハートスタンプを4回押した。「おめでとう!!」も送った。それは本当に思っていた。でも、スマホを裏返してテレビをつけた瞬間、自分の顔が笑っていないことに気づいた。
今年、グループ内で4人が結婚した。グループLINEの話題は保活と夜泣きに移り、自分だけが「今週も月末締めで死にそう」という話を送っている。年収340万、実家暮らし(家賃ゼロ)、経理事務8年目。婚活歴ゼロ。今年の正月、親戚の席で「そろそろね」と言われた。笑ってごまかした。
— 「婚活」とは、結婚を目的として行う出会い・交際活動の総称。マッチングアプリ、婚活パーティー、結婚相談所など複数の手段がある。厚生労働省の調査では、独身女性の約8割が「いつかは結婚したい」と考えているが、実際に具体的な行動を起こしている割合はそのうち3割以下にとどまる。
「焦らなくていい」と言った友人が先に結婚した話

「焦らないほうがいいよ」という言葉を、過去3年で少なくとも12回は聞いた。職場の先輩、母親の友人、行きつけの美容師まで言った。みんな善意で言っている。それはわかっている。
でも、その言葉を一番よく言ってくれた友人の奈緒が、去年の秋に結婚した。
別に恨んでいない。ただ、一つだけ気づいたことがある。奈緒は「焦らないで」と言いながら、ゼクシィ縁結びに登録して週3回プロフィールを更新していた。3ヶ月後には今の夫と初めて会い、7ヶ月後に入籍した。
「焦らない」とは、「急いで妥協しない」という意味だ。「何もしない」の言い訳ではない。この二つを混同したまま32歳、33歳になっていく人を、自分も含めてたくさん見てきた。
30代の婚活市場に、実はまだチャンスがある

「30代で婚活は手遅れ」という感覚は、実際の数字と一致しない。
厚生労働省の人口動態統計(2023年)によると、女性の平均初婚年齢は29.7歳。つまり、31歳での婚活参入は「遅すぎる」どころか、最も分厚い市場のど真ん中にいることを意味する。
婚活アプリ・ユーブライドの公開データでは、30代の女性会員が全登録者のうち約40%を占める。相手となる男性側でも、30〜35歳の層が最も婚活に積極的な時期とされている。
問題は年齢ではなく、始め方を間違えることだ。市場に入るタイミングを誤るのではなく、入り方を誤ることが失敗の本当の原因だ。
地方(松山)からの婚活は、「距離」を武器にできる
「松山から婚活しても相手が少ないんじゃないか」という不安は、完全に的外れではない。東京・大阪・福岡に比べれば母数は小さい。でも、これはメリットにもなる。
地方の婚活市場では、「真剣に結婚したい人」の割合が高い傾向がある。都市部のアプリには「とりあえず出会いたい」「暇だから登録した」という層も一定数いるが、地方では移動コストがかかる分、相手を慎重に選ぶ男性が増える。
ゼクシィ縁結びは、地方ユーザーの真剣度が高い点で選ぶ理由が明確だ。 リクルートが運営する婚活専用サービスであり、「結婚を前提とした出会い」を明示して登録する設計のため、ライトな目的のユーザーが少ない。愛媛・松山からの利用者も実際に多く、相手の条件を「転勤可能」「地方移住あり」で絞る機能もある。
「マッチングアプリ=チャラい」は、もう2019年の話
地方では今でも「アプリで出会った」というと少し説明が要る空気がある。正月の親戚の席では特に。でも、現実の数字は違う。
明治安田生命の調査(2024年)によると、20代後半〜30代の既婚者のうち、約27%がマッチングアプリでの出会いをきっかけに結婚している。4組に1組以上だ。
「チャラい」というイメージは、アプリの設計によって大きく変わる。結婚特化型を選べば、その印象はかなり覆る。
👉 Omiai の公式サイトは、実名・年齢・学歴・職業を本人確認書類付きで登録する仕組みで、プロフィールの信頼性が高い。「相手の素性がわからない怖さ」を感じる人、親に見せても「これなら安心」と言えるサービスから始めたい人に向いている。月額3,800円(税込)から利用でき、最初の一ヶ月を試す場として使いやすい。
準備1週間で、結果が変わる
婚活で最初に躓く理由は、たいてい「設計ゼロのまま突入する」ことだ。
具体的には、プロフィール写真がスマホのセルフィーのまま。自己紹介文が3行で、個性がない。最初から「高収入・高身長・イケメン」の条件に合う人だけにいいねして全滅する。
これは「焦り」ではなく「設計ミス」だ。同じ時間と費用をかけるなら、最初の1週間だけ準備に使う価値がある。
やることはシンプルだ。プロフィール写真を1枚だけ撮り直す。自然光のある場所で、笑顔の一枚。松山城の前でも、道後温泉の街並みを背景にしても構わない。スタジオ写真にこだわらなくていいが、この1枚で返信率は大きく変わる。
次に、自己紹介文に「具体的な日常」を1行入れる。「愛媛・松山で経理の仕事をしています。週末は大街道周辺をぶらぶらするのが好きです」このレベルで、グッと個性が出る。
── 始める前に一番聞きたいこと
「30代で婚活を始めるのは遅いですか?」
遅くない。ただし「関係ない」と楽観するのも違う。 30代前半は婚活市場としてまだ厚い。ただし30代後半に入ると相手の選択肢は段階的に変化するのは事実で、「今動けば十分間に合う」が正確な回答だ。
「実家暮らしは婚活に不利ですか?」
不利ではない。ただし、プロフィールに正直に書くことを勧める。「親と同居中」と書くことで、同じ状況を理解してくれる相手や、将来的な同居に前向きな男性と出会いやすくなる。隠すより開示した方が、会ってからのすれ違いが減る。
「マッチングアプリと結婚相談所、どちらから始めるべきですか?」
最初はアプリがいい。月額3,000〜4,000円程度で、自分のペースで動ける。「相手を選ぶ感覚」「プロフィールの作り方」「メッセージの流れ」を体感してから、本格的に結婚相談所(パートナーエージェントなどは初期費用が20万〜30万になる)を検討するほうが無駄が少ない。
「地方(松山)で婚活アプリを使っている人はいますか?」
いる。ゼクシィ縁結びとOmiaiは、地方での利用実績も相当数ある。相手が愛媛外の男性であっても、「転勤可能」「将来的に地方移住あり」の条件で絞れる機能が両サービスに備わっている。相手が四国外の男性でも、移住・転居ありの条件で交際に至るケースは珍しくない。
「年収340万は婚活で不利ですか?」
不利ではない。婚活で問われるのは「数字」だけでなく、「どんな生活を一緒に作りたいか」の解像度だ。具体的な将来像(住む場所、共働きか否か、子どもに関する考え)を自分の言葉で語れる人は、年収の数字より深い部分で選ばれる。
本当の「焦らない始め方」とは、動き続けながら急がないことだ
「焦らない婚活」の本質を、はっきり言う。
急いで妥協しない。ただし、動き続ける。 この二つを同時にやることだ。
毎晩アプリをチェックして、いいねを50件送る必要はない。週に1〜2人とだけメッセージを続け、月に1〜2回だけ実際に会う。それだけでいい。コンスタントに動いている人と、「そのうち始めよう」と思って止まっている人では、6ヶ月後の状況が全然違う。
松山在住・31歳・経理事務・年収340万・実家暮らし。この条件で婚活を始めるなら、まず今夜やることは一つだ。
ゼクシィ縁結びに無料登録して、プロフィールの下書きを作ること。
ゼクシィ縁結びを選ぶ理由は三つある。リクルートが直接運営しているため安心感がある。「結婚を前提とした出会い」が入会条件なので、遊び目的のユーザーが構造上入りにくい。そして地方からの利用者に対応した検索機能が充実しており、松山在住・転居可という条件で相手を絞れる。
次の日曜の夜10時、グループLINEで誰かの産院の写真が流れてきたとき、あなたはハートスタンプと同時に、自分のプロフィールを仕上げている最中かもしれない。
「焦らない婚活」の最初の一歩は、気持ちの整理ではなく、プロフィールを一つ作ることだ。
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【参考資料】