「仲は悪くない」のに1年7ヶ月——誰にも言えなかった相談を、無料でできた

「仲は悪くない」のに1年7ヶ月——誰にも言えなかった相談を、無料でできた セックスレス解決
Image: Burst via stocksnap

夜11時、千葉の持ち家のキッチンで、水を切ったグラスをタオルで拭きながら、リビングのほうを一瞬だけ見た。夫は2時間前から同じ姿勢でソファに座って、テレビのバラエティを見ている。笑い声が聞こえる。私も笑ってみようとして、やめた。

今日も夕食を一緒に食べた。「今日どうだった?」「まあ普通」「そっか」——それだけの会話。喧嘩はしていない。不仲でもない。でも、もう1年7ヶ月、夫に触れていない。

33歳、千葉在住、結婚6年目。パートの仕事から帰ってきて、夫の帰宅を待って、ご飯を作って、片付けて、そして各自の充電時間になる。持ち家のローンを二人で払って、週末はイオンで食材を買って、会話はある。なのに布団の中では背中を向けたまま朝が来る。それが「普通」になってしまった。

誰かに相談したいと思ったのは何度もある。でも友達には絶対に言えない。夫婦のことだから。母に話したら「あなたに問題があるんじゃないの」と言われそうで怖い。Googleで調べると、高額な婚姻カウンセリングの広告ばかりが出てくる。

無料で相談できる場所なんて、ないんだろうな——そう思っていた。

※この記事は医学的・一般的情報を提供するものであり、診断・治療を目的としません。症状が続く場合は医師・婦人科・かかりつけ医に相談してください。

「1ヶ月以上」という定義——私は、該当する

Brooke Cagle via stocksnap

セックスレスとは、日本性科学会の定義によれば「疾病などの特別な事情がないにもかかわらず、カップル間で合意のある性交渉が1ヶ月以上ない状態」を指す。

1ヶ月以上。私は1年7ヶ月だ。

この定義に当てはまる夫婦は、日本国内で相当数いると言われている。日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査」(2022年)では、既婚者のうち約47%がセックスレス状態と回答している。つまり、既婚夫婦のおよそ2組に1組が、似たような状況の中にいる。

その数字を見たとき、少しだけ息ができた気がした。私がおかしいんじゃないかもしれない、と。でも「おかしくない」とわかっても、グラスを拭き続けるこの夜が変わるわけじゃなかった。

夫に「31歳会社員」を演じさせ続ける申し訳なさ

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夫は今年31歳になった。うちのローンを一緒に払いながら、毎朝7時には家を出て、疲れて帰ってきて、それでも週に2回は自炊を手伝ってくれる。悪い人じゃない。むしろいい人だ。

だから余計に言えない。「あなたのせいでもある」とは言えない。「私が女として機能していないのかもしれない」という不安を、夫にぶつけることもできない。夕食後、夫がソファでスマホを見ている横で私がテレビを見て、それを「普通の夜」として消費していく。

友達グループLINEには今日も誰かの子どもの動画が流れていた。既婚3年目の同い年の友達が「最近旦那とデートしてきたよ」と写真を送ってきた。スタンプを返して、スマホを裏向きにした。今年の正月、母から「子どもはどうするの」と言われた。「その前に」と思ったが、何も言えなかった。

セックスレスの悩みが打ち明けにくい本当の理由は、「恥ずかしい」でも「言葉にしにくい」でもない。「話した後の相手の顔が想像できる」から、怖いのだ。

無料で相談できる窓口は、実際に存在する

これが意外と知られていない。

セックスレスの悩みを相談できる無料または低コストの窓口は、大きく分けて3種類ある。

① 婦人科・産婦人科のオンライン診療(初回費用1,000〜3,000円前後)
性生活の停滞が体に影響していないか、ホルモンバランスの変化や膣内環境の状態を確認できる。「セックスレスの悩みを相談したい」と言わなくても、「夫婦生活が減ってから体調が気になる」という入り口でも診てもらえる。[PRODUCT_LINK:婦人科オンライン診療]はスマホ一台で完結し、自宅から匿名に近い形で受診できるサービスが増えている。夫に知られたくない場合、明細の表示名を配慮しているところもある(事前に確認推奨)。

② 夫婦・パートナー向けカウンセリング(初回無料または1,000円以下のサービスあり)
「セックスレス カウンセリング」で検索すると高額プランが上位に出がちだが、初回30〜60分を無料提供しているオンラインサービスは複数ある。一人でも相談できるところが多く、「夫には内緒で」という前提で話を聞いてくれるカウンセラーもいる。

③ 自治体の性の健康相談窓口(無料)
都道府県や政令市の保健センターに設置されている場合があるが、予約が取りにくかったり対面のみだったりするケースが多い。今すぐ動くという観点では①②のほうが現実的だ。

「夫に話し合えばいい」は、正論だけど順番が違う

よく「パートナーとオープンに話し合うことが大切」と書いてある記事を見る。その通りだと思う。でも、どうやって?

「ねえ、最近ふれあいがないよね」——この一言を切り出すためのエネルギーが、どれだけ必要か。言ったとして、夫が「え、そう?気にしてなかった」と返してきたら?「俺も悩んでたんだ」と言ってきたら?どちらの返答にも、私は今の状態では準備できていない。

まず、自分の気持ちを整理するための「言葉」が必要だった。専門家に話を聞いてもらって、「あなたの悩みはこういうことですよね」と言語化してもらって初めて、夫への入り口ができる気がする。

「無料相談 → 自分の整理 → 夫との対話」、この順番が正しい。

「女として機能していない」感覚は、気のせいじゃない

これを言葉にできたのは、かなり最近のことだ。

夫との距離が広がるにつれて、自分の体への関心も薄れていった。デリケートゾーンのケアをするのが虚しくなった時期があった。「これ、意味あるのかな」と思いながら、それでも習慣だから続けている。体が体のためではなく、惰性で機能している感じ。

実はこれ、医学的にも説明できる。性的活動が長期間ない状態が続くと、女性ホルモン(エストロゲン)の分泌バランスに変化が生じ、膣内環境や気分・皮膚状態への影響が報告されています(日本産科婦人科学会関連研究)。ただし個人差が大きく、症状の程度は人によってまったく異なる。

「気のせいかな」と思っていたことが、体のサインである可能性はある。そのためにも、婦人科への相談は「関係修復のため」ではなく「自分の体を確認するため」という理由だけでも、十分に価値がある。

セルフケアを再開するきっかけとして、[PRODUCT_LINK:LCラブコスメ]のフェムゾーンケアシリーズを選ぶ人が増えている。「自分の体を大切にしようと思えた」という声があるように、セルフケアを再び始めることが、心理的な変化の入り口になることもある(効果には個人差があります)。

実際に動くとき、どんな流れになる?

Q. 初回相談で何を話せばいいかわからない

A. 「何から話せばいいかわからない」から話して大丈夫。

「夫婦のことを相談したいのですが、どこから言えばいいか……」——この一言が最初のセッションの半分を占めても問題ない。カウンセラーや婦人科医は、話の引き出し方を知っている。完璧な説明をしなくていい。「1年以上ふれあいがない」「不仲ではない」「誰にも言えない」、それだけ伝えれば会話は始まる。

Q. 夫に知られずに相談できる?

A. できる。オンラインで完結するサービスが増えている。

婦人科オンライン診療はスマホ一台で完結し、支払いはカード決済が基本。カウンセリングもZoomやLINEビデオ通話で受けられるサービスが多い。「夫には内緒で動きたい」というニーズは珍しくなく、相談の中で明示しても問題ない。

Q. 「まだそこまで深刻じゃない」と思う段階でも相談していい?

A. 深刻になる前に相談するのが正解。

セックスレスのカウンセリングに来る人の多くが「もっと早く来ればよかった」と話すと、複数の記事で紹介されている。「離婚を考えているわけじゃない」「ただ話を聞いてほしいだけ」という段階の相談が、もっとも動きやすく、解決策を見つけやすい。深刻化してからでは、選択肢が狭まる。

Q. 相談して、夫婦関係は本当に変わる?

A. 「変わる保証」はないが、「自分の見え方」は変わる。

相談の目的は夫婦関係の即時修復ではない。自分が何を不安に思っているか、何を求めているか、それを言語化することだ。それができた人が、次のステップ——夫への働きかけ、婦人科受診、あるいは自分一人でのセルフケア強化——を選びやすくなる。

1年7ヶ月、動けなかったことを責めなくていい

セックスレスの相談を無料でできる場所は存在する。婦人科オンライン診療と初回無料カウンセリングの2択が、今すぐ一人で、夫に知られずに動ける現実的な手段だ。

「なんで今まで動かなかったんだろう」と思う必要はない。誰にも言えなかったのは、言える場所がなかったからだ。高額カウンセリングに踏み出せなかったのは、効果が見えなかったからだ。夫に切り出せなかったのは、返ってくる言葉が想像できなかったからだ。全部、理由になる。

もしあなたが「不仲ではないのにふれあいがない」という状況にいるなら、まず[PRODUCT_LINK:婦人科オンライン診療]に問い合わせてみることを勧める。 夫婦のことを動かす前に、自分の体と気持ちを確認する。それが最初の、そして最も小さな一歩だ。

夜11時のキッチンで、グラスを拭き終わった私が次にすることは、もう決めた。

参考・引用

  • 日本性科学会:セックスレスの定義(「特別な事情がないにもかかわらず、カップル間で合意のある性交渉が1ヶ月以上ない状態」)
  • 日本家族計画協会「男女の生活と意識に関する調査(第9回)」(2022年):既婚者の約47%がセックスレスと回答
  • 日本産科婦人科学会:女性ホルモン(エストロゲン)と女性の身体的健康に関する関連研究

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