「初メッセージは短くシンプルに」——実はこれ、嘘だった。
2025年10月、Pairsで3ヶ月かけて「いいね」が142件貯まった日、正直ちょっと安心した。27歳、IT企業のマーケ部、世田谷の1K家賃9.8万を毎月ひとりで払いながら、「まあ、選ばれてはいるんだ」と思った。
でも実際に会えたのは4人だった。全員2回目はなかった。
「いいね」は来る。でもマッチング後のメッセージで会話が死ぬ。最初の一文を受け取った瞬間に「この人と会う気がしない」と判断してしまう自分がいた。
——マッチングアプリの初メッセージとは、マッチング成立後に最初に送るメッセージのこと。 ここでの印象が、実際のデートに至るかどうかを大きく左右すると言われている。「いいね」は入口に過ぎない。返信率を上げるには、送るメッセージの構造を変えるだけでいい。
「短くシンプルに」がなぜ返信率を下げるのか

ネットに溢れる「初メッセージのコツ」はだいたいこう書いてある。「最初は短く、挨拶程度でOK」と。
嘘ではない。でも、その「挨拶程度」が返信されない最大の原因になっている。
「はじめまして!プロフィール見て気になりました。よかったら話しましょう」——Pairsで実際に受け取ったメッセージだ。10通に8通はこの類型。読んで3秒、返信する理由が何もない。相手が自分のプロフィールを読んだのか、全員に同じ文を送っているのか、区別がつかない。
女性から送る側も同じ問題が起きる。withで「相性95%」と表示された男性にマッチして、「こんにちは!旅行好きとのことで気になりました」と送った。既読はついた。返信は来なかった。「旅行好き」は多くの人が書く属性で、相手にとって「特別に選んでもらえた感」がゼロだったからだと思う。
返信率を上げる初メッセージには、3つの構造がある。
①相手のプロフィールから「固有の1情報」を取り出す
「旅行好き」ではなく「屋久島に1人で行った話、読みました」。「料理が好き」ではなく「スパイスカレーを自作するってすごいですね。レシピ独学ですか」。コピペでは作れない一文を書く。
②自分の話を1文だけ添える
「私も去年屋久島に行ったんですが、縄文杉ルート往復10時間で翌日から仕事が怖くなりました笑」。相手が「この人とは話が合いそう」と感じる接点を作る。
③質問は必ず1つだけ
2つ以上聞くと「どっちに答えようか」で思考コストが発生して返信が遅れるか来なくなる。1つに絞ると相手が動きやすい。
この3つを守るだけで、マッチング後の会話の生存率は変わる。「いいね」の数ではなく、送ったメッセージの質が、会える人数を決める。
Pairs・with・Omiai、初メッセージが「響きやすい」のはどれか

アプリごとに、会員のメッセージへの期待値が違う。「全部同じ方法でいい」は間違いだ。
| サービス名 | 特徴 | 年齢層 | おすすめ度 |
|—|—|—|—|
| Pairs | 国内最大級の会員数。コミュニティ機能で共通の趣味から話題が作りやすい | 20代後半〜30代前半 | ★★★★★ |
| with | 性格診断で相性スコアが表示される。メッセージ前から「話が合う根拠」が持てる | 20代前半〜後半 | ★★★★☆ |
| Omiai | 真剣度の高い会員が多く、丁寧な文章が響きやすい傾向がある | 27〜35歳 | ★★★★☆ |
Pairsは、コミュニティ機能を使うと初メッセージに文脈が生まれる。 同じ趣味グループでマッチした相手には「〇〇コミュニティで見かけました」という一文が使える。見ず知らずではなく「知っている人」感が出る分、相手も返信しやすい。コミュニティを3つ登録することから始めるのが最速の近道だ。
→ 選択肢の多さと話題のきっかけから始めたいなら:
withは性格診断の結果が「共通の話題」になる。「相性スコアが高かったので気になりました」は、他のアプリの「気になりました」より一歩踏み込んだ文脈を持つ。相手も「ただ外見で選ばれた」ではなく「性格を見て選んでくれた」という印象を持ちやすい。
→ 性格で相性を確かめながら出会いたいなら:
Omiaiは「結婚を前提に真剣に考えている」ユーザーが集まりやすい。「はじめまして」だけでなく、「〇〇というお仕事とのこと、どういう経緯でその道を選ばれたんですか」くらいの温度感が通りやすく、初メッセージから深い会話が始まりやすい。
→ 真剣な出会いを最初から目指したいなら:
Pairsの会員数は強みでもあり、弱点でもある
正直に言う。会員数が多いということは、本気度の低い男性も混ざっているということだ。
「とりあえず全員に同じ文章を送っている」ユーザーが一定数いる。コピペメッセージの見分け方は一つ。プロフィールの文字数と内容の具体性を見ることだ。「趣味:映画・旅行・グルメ」しか書いていない男性からの「プロフィール見て気になりました」は、コピペの確率が高い。返信する時間を他の相手に使った方がいい。
コミュニティ参加数が5個以上、自己紹介文が200字を超えているユーザーは、初メッセージに時間をかけている可能性が高い。返信するかどうかを決める基準を「メッセージの長さ」から「プロフィールの密度」に変えると、選ぶ精度が上がる。
3ヶ月間の90時間を、時給換算してみた
世田谷から渋谷まで東急線で15分。毎朝8時起床、会社着が9時15分。仕事が終わって帰宅するのは夜9時半。1日にアプリを開けるのは、通勤・昼休み・寝る前の合計1時間程度だ。
3ヶ月間、毎日1時間をアプリに使って、会えたのが4人で2回目はゼロ。
1時間×90日=90時間。東京都最低賃金(2025年度1,163円)で換算すると、約10万円分の時間を使った計算になる。
初メッセージの構造を変えるのに、追加のコストはゼロ。 次にマッチングした相手のプロフィールを3分読んで、「固有の1文と質問1つ」を書くだけだ。
何も変えなければ、来月も同じ夜が続く。90時間は、また静かに積み上がっていく。
「写真に自信があるのに返信が来ない」はなぜか
Q. プロフィール写真を撮り直してもマッチング後の返信率が変わらない。なぜか。
A. 写真は「マッチング率」には影響するが、「返信率」には別の要素が効く。
マッチング後の返信率を決めるのは、メッセージの内容と送るタイミングだ。夜21〜23時は相手がスマホを手に持っている可能性が高く、返信が来やすいと言われている。土曜の午前中も有効だ。写真は玄関、メッセージは部屋の中だと思っていい。玄関が良くても、部屋に入ってから「この人と話し続けたい」と思わせられるかが、デートに繋がるかどうかを決める。
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Q. 男性から来た初メッセージが「はじめまして」だけだった。返信すべきか迷う。
A. メッセージの短さではなく、プロフィールの密度で判断する。
メッセージが短くてもプロフィールに具体性と熱量があれば、返信する価値がある。逆にメッセージが長くても「趣味:旅行・映画」だけのプロフィールなら会話が続きにくい。判断基準をメッセージからプロフィールに移すと、選ぶ精度が上がる。
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Q. withの「相性95%」を信用していいか不安。
A. スコアは「会話の入口として使う道具」であり、相性を保証するものではない。 ただし話題の糸口としては強力だ。「診断で似たタイプみたいでした」という一文は、他のアプリの「気になりました」より具体的な共通点を持つ。相手も「性格を見て選んでくれた」という印象を持ちやすい。実際の相性は、会って30分話した方がスコアより正確に分かる。
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Q. Omiaiは年齢層が高そうで迷っている。27歳でも使えるか。
A. 27〜32歳の女性にはむしろ向いている。
Omiaiの中心ユーザー層は27〜35歳で、3年以内の結婚を考えているユーザーが多い傾向がある。「なんとなく出会いを探している」より「真剣に考えている」相手と最初から会話できる確率が高い。初メッセージも、少し丁寧な文章の方が返信率が上がりやすい。
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Q. 3つのアプリを同時に使うのはアリか。
A. 最初は2つまでにしておく方がいい。
複数アプリを並行すると各アプリへの時間が分散して、一通一通のメッセージの質が落ちる。まずPairsかwithで1つ試して、2週間で手応えがなければOmiaiを加えるのが現実的だ。毎日1アプリに15分集中する方が、3つに5分ずつより結果が出やすい。
今夜、変えるのは「送る文章」だけでいい
withで「相性95%」の人と会って、30分ずっと自分の話をされた帰りの東急線で泣いた夜を、たまに思い出す。問題は相性スコアじゃなかった。マッチングから初メッセージ、デートに至るまでのやり取りで、会う前の期待値を一緒に作れていなかっただけだ。
プロフィールを読んで、固有の1文を書いて、質問を1つに絞る。それだけで、会話が「時間を消費するもの」ではなく「会う理由を積み上げるもの」になる。
Pairsで始めるなら、今夜コミュニティを3つ登録する。同じ趣味グループでマッチした相手への初メッセージには、文脈が生まれる。送る前から「選ばれている感」がある状態で、相手はメッセージを読む。
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あなたが今日やること
1. 下のリンクから、試したいアプリを1つ選んで無料登録する(30秒・匿名OK)
2. プロフィールを設定して、コミュニティを最低3つ登録する
3. 次にマッチングした相手のプロフィールを3分読んで「固有の1文+質問1つ」のメッセージを送る
このページを閉じて、また「いいね」の数を数えるだけの夜に戻るか。それとも今夜のうちに、送る文章を1つだけ変えるか。失うものは何もない。得られるのは、次にマッチングした相手と会える可能性だ。
→ 選択肢の多さから始めたいなら:
→ 性格診断で相性を確かめたいなら:
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