夜10時15分、渋谷発の東急田園都市線。withのアプリを開いたまま、画面が暗くなった。
今日のデートの相手は「相性95%」のバッジがついた人だった。表参道のカフェ、1,200円のカフェラテ。彼は1時間半ずっと話し続けた。自分の仕事のこと、映画のこと、週末の旅行計画。私は「いいですね」「そうなんですね」と頷き続けた。一度も私のことを聞かれなかった。
世田谷の1K(家賃9.8万円)まで帰る22分間、窓の外を見ていたら目から水が出てきた。ハンカチを出したとき初めて、泣いてると気づいた。
※この記事は一般的な情報提供を目的としており、診断・治療を目的としません。精神的な悩みが続く場合は、信頼できる専門家にご相談ください。
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「マッチングアプリの失敗」とは、登録・課金・時間を費やしたにもかかわらず、継続的な関係構築に繋がらない体験を指す。リクルートブライダル総研「婚活実態調査2025」によれば、マッチングアプリ経験者の約4割が「期待する出会いに繋がらなかった」と回答している。2026年現在、利用経験者は推計2,000万人超。それでも「うまくいかない」という声は止まらない。
142いいね、会えたのは4人、2回目はゼロ

Pairsを始めたのは去年の3月。IT企業のマーケ部で働いていると、数字で判断する癖がつく。会員数No.1というデータが、Pairsを選んだ理由だった。
最初の1週間でいいねが50を超えた。プロフィール写真は友人に撮ってもらった一枚。笑顔で、自然で、盛りすぎない。趣味欄にはカフェ巡り、映画、バスケ観戦。
3ヶ月後——いいねの累計は142件。実際に会ったのは4人。全員、2回目のデートはなかった。
1人目は連絡が途絶えた。2人目は「仕事が忙しくて」。3人目は「もっと近くに住んでる人と」。4人目は「またね」のLINEから既読スルーまで3日。
142というのは数字で、出会いではなかった。
いいねが届くたびに通知が鳴る。確認する。プロフィールを見る。メッセージを送る。返事を待つ。これが月に142回あった。恋愛ではなく、作業だった。
「相性95%」が一番きつかった

Pairsの次に課金したのがwith。4月、月額プレミアム。
性格診断ゲームのシステムが好きだった。直感ではなく「数値」で相性を見える化する設計。マーケターとして、指標があることに安心感を覚えた。
95%という数字を信じて、表参道のカフェで会った。結果は冒頭に書いた通り。1時間半、彼の話を聞き続けた。帰りの東急線で泣いた。
「数値が高くても、聞く力のない人間はいる。」
これが、withで得た最大の学びだった。3アプリ目のOmiaiに移行したのは、その翌月だ。
失敗の本当の原因を「構造」で考える
SNSでよく見る失敗談の多くは表面的だ。「写真が悪かった」「プロフィールが短かった」「最初から結婚の話をした」。
でも根本的な原因は3つの構造的ミスマッチにある。
① アプリの目的と自分の目的がずれている
Pairsは会員数No.1だが、ライトユーザーも大量に含む。婚活目的の女性と「とりあえず出会いたい」男性が同じプールにいる。フィルタリングをしなければ、時間だけが消えていく。
② いいね数の多さが疲弊を生む
月142件の通知は、恋愛ではなく労働だ。質より量を求めるアプリ設計は、消耗を生む構造になっている。
③「会う数」がゴールになる設計
アプリはデート数を増やすことで課金を促進する設計になっている。でも本当に必要なのは「2回目に繋がる質の高い出会い」だ。この設計と目的のずれが、全滅体験の正体だった。
3アプリ全滅した女性が辿り着いた比較
同じ経験をした人間として、正直に比較する。
| サービス名 | 特徴 | 主な年齢層 | 真剣度 | おすすめ度 |
|—|—|—|—|—|
| Pairs | 会員数No.1・機能豊富 | 20代後半〜30代 | 中〜高 | ★★★★☆ |
| with | 性格診断・相性数値化 | 20代中心 | 中 | ★★★☆☆ |
| Omiai | 婚活特化・本人確認必須 | 25〜35歳 | 高 | ★★★★★ |
| ハッピーメール | 気軽な出会い・老舗 | 20代〜30代 | 低〜中 | ★★★☆☆ |
真剣に結婚を考えているなら、Omiaiが最初の選択肢になりやすい。 本人確認が厳格で、婚活目的のユーザー比率が高い。「最初のメッセージから将来の話をしてきた」という口コミが多いのはその構造によるものだ。まずライトな出会いから試したいならハッピーメールを選ぶ手もある。
Pairsのデメリットを正直に書く
Pairsが悪いアプリだとは言わない。ただ、向き不向きがある。
Pairsが向いている人:メッセージを丁寧に吟味できる忍耐力がある人、フィルタリング設定を使いこなせる人、月30時間の「作業」に耐えられる人。
Pairsが向いていない人:忙しいOLが「効率的に真剣な出会いを」と思って使う場合。会員数が多い分だけ軽い気持ちのユーザーも多く、真剣度の低いメッセージへの対応だけで月10時間が消えることもある。
「会員数が多い=いい出会いがある」は必ずしも正しくない。
「私も失敗した」3人のリアルな声
Aさん(26歳・事務職)の場合
Pairsに月2,980円を3ヶ月課金。会えたのは2人。1人目は写真と全然違う人で5分で終わった。2人目は「今の自分探し中」と言って2回目はなし。合計8,940円の出費。その後Omiaiに移行し、1ヶ月で3人と会えた。
Bさん(29歳・営業職)の場合
withで相性70〜90%の男性に50件メッセージを送った。会う約束まで進んだのはゼロ。途中で連絡が途絶えるパターンが繰り返された。「性格診断は面白いけど、相手の誠実さとは関係なかった」と振り返る。
Cさん(31歳・看護師)の場合
PairsからOmiaiに変えたのが転機だった。「最初のメッセージで私の趣味を具体的に聞いてきた。それだけで全然違うと思った」。1ヶ月後、一人と継続して会い始めた。
これを読んでいるあなたへの本音の答え
Q:何度失敗しても結果が出ない。私に問題があるの?
違う。アプリの選択と使い方の問題が大きい。会員構成・目的のミスマッチ・フィルタリング設定の甘さが「失敗体験」を生む。自分を責める前に、使っているアプリが自分の目的に合っているかを見直すのが先だ。
Q:いいねがたくさん来るのに続かない理由は?
いいね数と相手の真剣度は比例しない。深夜に大量のいいねを送るユーザーも多い。2回目デートへの遷移率と最初のメッセージの質で相手の本気度を測る方が現実的だ。
Q:withの性格診断はどこまで信用できる?
一定の参考にはなる。ただし「聞く力」「相手への関心」は数値化されない。数値が高くても会話が一方通行の人はいる。診断は参考値として使い、最初のメッセージ交換で相手の「質問力」を見るのが精度が高い。
Q:アプリを何ヶ月続ければいい?
目安は3ヶ月。同じアプリで3ヶ月成果がなければ、アプリを変えるかプロフィールを根本から見直すタイミングだ。4〜6ヶ月同じ方法を続けるのは、時間とお金の損失になりやすい。
失った時間とお金——機会損失の計算
マッチングアプリの「女性無料」には続きがある。
- マッチング確認・返信:1日20分 × 30日 = 月10時間
- プロフィール修正・写真撮影:月2〜3時間
- デート準備(美容院・服):月平均5,000円
- デート当日の自己負担:月平均3,000円
3ヶ月続けると、時間39時間 + お金24,000円が消える。 出会いがゼロなら、これは純粋な損失だ。
一方、Omiaiに移行して月額プランを使っても、1ヶ月で真剣な候補と3人会えれば、時間対効果は大きく変わる。「慣れたアプリだから」と同じ方法を続けるコストは、想像より高い。
記事の要点を3行でまとめる
マッチングアプリで失敗する女性の多くは、自分ではなくツールの選択に問題がある。いいね142件でも出会いがゼロになるのは、アプリの会員構成と目的がずれているからだ。解決策は自己否定ではなく、婚活目的の真剣なユーザーが集まるアプリへの移行。Omiaiは本人確認必須・婚活特化で、真剣な出会いを求める女性に向いている。
同期の婚約発表、トイレで過ごした3分間
去年の12月、会社の忘年会で同期の婚約発表があった。
「おめでとう!」と言いながら、心に何かが刺さった。笑顔が作れなくて、途中でトイレに行った。個室に入って、鏡の前で3分間深呼吸した。彼氏いない歴は、この時点で2年4ヶ月。
帰宅したら母からLINEが来ていた。「会社に素敵な人いないの?」既読スルーした。
布団の中でPairsを開いた。「いいね」が2件来ていた。読む気になれなかった。そのまま画面を閉じた。
あのとき感じたのは焦りだけじゃなかった。「ちゃんとしなきゃ」という義務感と、「もう疲れた」という本音が混在していた。
アプリを変えたのは翌月だった。Omiaiで最初に来たメッセージは、私の趣味欄を読んだ上での具体的な質問だった。それだけで、少し前を向けた気がした。
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あなたが今日やること
このページを読んで「そうかもしれない」と思ったなら、今夜のうちに動いてほしい。
明日でいいと思ったその夜も、また一人で過ごすことになる。
今夜の3ステップ:
1. 下のリンクからOmiaiの公式サイトを開く(30秒)
2. 無料登録する(本人確認あり・女性は基本無料)
3. プロフィールを設定して、最初のメッセージを待つ
無料で始められる。やめるのも自由。ただし、今夜動くかどうかで来月の自分が少し変わるかもしれない。
「このページを閉じて、また同じ夜に戻るか。それとも今夜30秒で最初の一歩を踏み出すか。」
3アプリ全滅した経験から言える。ツールを変えることは、自分を変えることじゃない。より自分に合う場所を選ぶだけだ。
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*参照情報:リクルートブライダル総研「婚活実態調査2025」、総務省「令和5年版情報通信白書」(マッチングサービス利用状況)*
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