マッチングアプリのアイコンを長押しする。「削除しますか?」。削除する。
IT企業のマーケ部に勤めていて、世田谷から渋谷まで東急田園都市線で22分。平日の帰宅は21時を超えることが多く、自炊する気力は残っていない。週末は朝11時まで寝て、深夜1時過ぎにNetflixを消す。2年4ヶ月、彼氏がいない。去年12月、職場の同期が婚約した飲み会で、自分の笑顔が本物かどうかわからなかった。
翌朝、東急田園都市線の中でまた検索していた。「マッチングアプリ 女性 20代 おすすめ 比較 2026」。指が止まって、気づいたら渋谷を2駅過ぎていた。
ここで一度、ちゃんと言いたいことがある。
その比較記事は、あなたのために書かれていない。
「おすすめランキング」という名の広告
IT企業のマーケ部に勤めているなら、感覚的にわかるかもしれない。マッチングアプリの比較記事の多くは、成果報酬型広告(アフィリエイト)で収益を上げている。
仕組みはシンプルだ。サイト訪問者がリンクをクリックしてアプリに登録すると、サイト運営者に報酬が入る。だからランキング上位に来るアプリは、必ずしも「読者に最も合うアプリ」ではなく、「そのサイトが広告契約を結んでいるアプリ」になりやすい。
「当サイト独自調査によるランキング1位」という表記を見たとき、マーケ部の人間として何を想像するか。そういうことだ。
悪意があるとは思わない。でも、「自分に合うアプリを正直に教えてほしい」という読者のニーズと、「登録数を最大化したいサイト運営者のニーズ」は、方向性がずれることがある。これは構造的な問題で、個人の誠実さの問題ではない。
3つ試して全滅した、本当の理由
最初のPairsに登録したのは2024年の春だった。
会員数が多いということは、競合も多いということだ。選ばれる側でもある。Pairsは母数の大きさが武器だが、その分「ちゃんとしたプロフィールを持つ人」しかマッチしない仕組みになっている。雑に放り込んで勝手に結果が出るアプリではない。
tappleは次に試した。UIがわかりやすく、気軽に使える。デートには2回漕ぎ着けた。でも「この人と将来の話をしてみたい」という感覚には一度もならなかった。アプリの空気がカジュアルな分、繋がり方もカジュアルになりやすかった。それが悪いわけではないが、私が求めていたものとはずれていた。
withは3つ目に試した。心理テストや性格診断でマッチングするコンセプトは他と違って面白かった。Pairsより会員数は少ないが、「話が合う人を探したい」という志向のユーザーが集まっている印象があった。ただ、このときも私はプロフィールをまともに作っていなかった。診断結果だけ埋めて、あとは放置。3ヶ月で削除した。
3つ削除した後で、初めてちゃんと考えた。
全滅の原因は、アプリではなかった。「自分がどういう人に会いたいか」を言語化していなかったこと、そしてプロフィールをまともに作っていなかったこと。この2点に尽きる。
スーパーに入って、棚を一切見ずにレジに直行するようなものだ。食材を選んでいなければ、何も作れない。
Pairs:東京で選択肢を最大化したいなら
2026年現在、東京でマッチングアプリを使うなら、Pairsは外せない。
会員数の多さが確率に直結する。これはマーケ的な発想だが、母数が大きければ自分に合う人が含まれる可能性は上がる。Pairsが提供する「コミュニティ機能」——趣味・価値観・ライフスタイルで集まる小グループ——を活用することで、顔写真だけで選ぶより「共通の話題がある人」と繋がりやすくなる。
東京でアウトドア好き、読書好き、映画好き、料理好き、どんな趣向でもPairsのコミュニティには同じ興味を持つ層がいる可能性が高い。これを使わずにPairsを「全滅した」と言うのは、フロアを何も見ずに帰るのと同じだ。
ただし、繰り返しになるが、プロフィールを作り込まないと何も始まらない。写真は自然光の屋外で撮ったもの3枚以上、自己紹介は趣味の名前だけでなく「なぜそれが好きなのか」を1行書く、回答できる項目は全部埋める。これをやった上でPairsを使えば、去年の私とは全然違う経験になると思う。
with:「話が合う人を探したい」なら
withが他のアプリと根本的に違うのは、MBTIをベースにした性格診断と心理テストでマッチングを促すアプローチだ。
「顔写真を先に見ない」という選択肢がある。これは、「見た目で選んでいたらいつも同じ失敗をしている」という感覚がある人に効く。自分でも気づいていない「好みの型」に縛られているとき、別の軸で人を見る練習になる。
Pairsより会員数は少ない。でも「性格の相性を重視したい」というユーザーが集まっている分、話が噛み合いやすい傾向がある。初回メッセージも、お互いの診断結果から入れるので「なんて話しかければいいか分からない」が起きにくい。共通の診断結果という共通言語があるのは、実際に会話を始めやすい。
Omiai:「婚活として、ちゃんとやる」と決めたなら
Omiai は名前通り、婚活色が強いアプリだ。
プロフィールに年収・職業・最終学歴・結婚への意思・子どもへの考えを記入する欄がある。最初に見たとき「情報量が多くて重い」と感じた。でも今は、この「重さ」が機能していると思う。書くべき項目が多い分、真剣に相手を探している人が集まりやすい。
Pairsが「まず出会いの数を増やす」ためのアプリだとすると、Omiai は「真剣度の高い相手と質の高い出会いをする」ためのアプリに近い。
アプリを変える前に、まずこれをやる
3つ全滅して学んだ一番の教訓を書く。
アプリを変える前に、プロフィールを変えること。これをやらずにアプリだけ変えても、結果は変わらない。
写真の選び方。 「盛れる1枚」より「自然な表情の3枚」が強い。室内・暗い・加工過多の写真より、屋外・自然光・笑顔が伝わるもの。趣味が伝わる写真(本を持っている、カフェにいる、スポーツしているなど)が1枚あると、相手に会話の入口を渡せる。
自己紹介の書き方。 「よろしくお願いします」で終わるテキストは、書いていないのとほぼ同じだ。「なぜそのアプリを使っているか」「どういう相手と話したいか」を1〜2行書くだけで、マッチング後の会話の質が変わる。趣味の名前より「なぜそれが好きなのか」を書く方が人格が伝わる。
最初のメッセージ。 「こんにちは!プロフィール拝見しました」は大量に届く。相手のプロフィールの具体的な一点(「◯◯が好きなんですね、先週自分も行きました」など)に触れたメッセージは、返信率が体感で変わる。これはどのアプリでも共通する。
アプリを変える前に、自分の使い方を変える。この順番が正しい。
ファミマの袋の夜に、今から返事をするとしたら
「向いてない」じゃなくて、「使い方が雑だっただけ」だと思う。
2026年、東京で20代のうちに真剣に相手を探したいなら:
選択肢を最大化して確率を上げたいなら Pairs(会員数・コミュニティ機能の充実)。性格の相性を重視して話が合う人と繋がりたいなら with(診断ベースのマッチング)。婚活として本気でやると決めたなら Omiai(真剣度の高い層が集まる)。
どれか1つに決めて、プロフィールをちゃんと作って、3ヶ月続ける。
深夜1時にアプリを削除する夜は、もう要らない。
💕 編集部が本気で試した恋活・婚活サービス
マッチングアプリで疲れた経験をもとに、編集部が実際に継続できたサービスを3つ厳選しました。
マッチングフォト
撮影プランを見る →
婚活Lead
オーネット・ツヴァイなど大手結婚相談所の料金・サポートをまとめて比較し、気になる相談所に無料で資料請求できるサービス。相談所選びの最初の一歩に。
無料相談を確認する →
※ 本セクションはアフィリエイトリンクを含みます。紹介内容は編集部が独自に評価しています。
【2026年追記】
あれから、4回目を始めた夜のこと
半年が過ぎて、2026年の6月になっていた。
婚活寄り・真剣度の高い層に絞ったほうがいいと思った。30代前半までの「結婚を見据えた人」が多く、Facebook連携で身元の確かさを担保しているOmiaiは、数より質で選びたい人に向いている。 私みたいに「また会いたい人ゼロ」で消耗した側の人間には、たぶんこっちだった。
👉 Omiai
プロフィール写真も撮り直した。スタバの1枚をやめて、休日に代々木公園で友達に撮ってもらった、笑っているやつにした。自己紹介は4行から12行にした。
数より「真剣度」で選び直した、3つの比較
結局、私が4回目に天秤にかけたのは次の3つだった。会員数の順位ではなく、自分の温度に合うかで並べ直している。
| サービス名 | 特徴 | 年齢層 | おすすめ度 |
|—|—|—|—|
| Omiai | Facebook連携で身元が確か。婚活・真剣度が高い | 20代後半〜30代 | ★★★★★ |
| with | 性格診断でマッチング。会話が続きやすい | 20代中心 | ★★★★☆ |
| ウェルスマ | オンライン完結の結婚相談所。本気で結婚したい人向け | 30代前後 | ★★★★☆ |
withは前に消したアプリの1つだけど、性格診断きっかけの会話の続きやすさは、正直あのとき一番ラクだった。価値観診断で趣味や恋愛観の合う相手から探せるwithは、「何を話せばいいかわからない」が一番の壁だった私には合っていた。 もう一度入れ直したのは、たぶんその理由だ。
👉 with
Q&A:全滅した私が、また課金して意味あった?
Q. うまくいかない夜が怖い。誰にも相談できない。
A. 母のLINEはまだ既読をつけられない。友達に「また?」と思われるのも嫌だった。深夜に一人で抱えきれなくなった夜、私は匿名で話せる場所を使った。ココナラ電話占いは、名前も顔も出さずに、恋愛の悩みをその場で話せる。占いを信じる信じないより、「ジャッジしない誰かに、深夜1時に話せる」ことのほうが私には効いた。
👉 ココナラ電話占い
いま、田園都市線で検索していたあなたへ
スマホで30秒、匿名のまま無料で始められる。 渋谷を2駅乗り過ごした次の朝じゃなくて、今夜のうちに。
👉 今すぐ無料登録:Omiai
【2026年追記】
—
あれから半年。三度目のアプリを入れた夜のこと
結論から言う。2026年、私がもう一度だけ課金したのは「with」と「Omiai」の2つだけ。理由は会員数ランキングではなく、自分のだらしなさと向き合えたからだった。
でも今回は、ランキング記事を1本も開かなかった。
なぜ三度目に「with」を選んだのか
前回のwithは、たぶん私のプロフィールが悪かった。スタバの写真1枚、自己紹介4行。マーケ部にいるくせに、自分という商品をいちばん雑に売っていた。
withは性格診断(心理テスト)で価値観の近い人とマッチする設計で、「会話のきっかけ」が診断結果として最初から提示される。要するに、私みたいに初手のメッセージで詰む人間に向いている。今回はプロフィール写真を撮り直し、診断結果を読み込んでから始めた。最初の2週間でやり取りが続いた相手は、前回1年間の合計より多かった。
withは「いいね数」より「会話が続く確率」で選ぶアプリだと、三度目にしてやっと理解した。
価値観で繋がりたい20代後半なら、診断ベースで会話が始まるwithは時間のムダが少ない。
with
「結婚を前提に」と書けるようになった
Omiaiは、いいねを濫発せず一人にちゃんと向き合いたい人向け。会員の年齢層が20代後半〜30代前半で、私の「2年4ヶ月、彼氏がいない」という焦りと、温度がちょうど合った。
結婚を意識した相手と落ち着いて出会いたいなら、真剣層の濃いOmiaiは登録するだけで母集団が変わる。
Omiai
4つを使い比べた、私の本音表
ハッピーメール
Q&A:半年後の私が、半年前の私に答えるなら
半年前の自分へ
2026年6月時点、withもOmiaiも無料で登録・お相手検索まで試せる(女性は基本無料で使える範囲が広い)。キャンペーン内容は時期で変わるので、気になったら公式で最新を確認してほしい。
削除ボタンを押す前に、もう一回だけ。プロフィール写真を撮り直して、今すぐ無料登録して、診断結果を読むところまでやってみる。スマホで3分、匿名のまま始められる。
価値観で会話が始まるwithを、まずは無料で試す。
with
【2026年追記】
—
半年後、通知が1件だけ鳴った夜のこと
結論から言う。母数の多さより、「あなたの温度に合う設計かどうか」で選び直したら、私の場合はうまくいった。
変わったのは、アプリを「消す前提」で使うのをやめたことだった。
二度目の with を始めた夜、私はまずプロフィール写真を撮り直した。スタバの1枚じゃなく、休日に代々木公園で友達に撮ってもらった、笑ってる方の顔。自己紹介は4行から11行にした。with は価値観診断で相性の近い人を出してくれるから、母数で殴られて埋もれる感覚が少ない。「いいねの数」ではなく「話が続く確率」で選ぶなら、20代後半の私には with が一番ラクだった。
相性重視で、地方でも消耗せず出会いたい人へ。無料の価値観診断だけでも受けてみてほしい。
with
「相手を探す」より先に、自分の言葉を取り戻した
正直に書くと、半年前の私は「誰かに選ばれれば楽になれる」と思っていた。でも、同期の婚約飲み会で自分の笑顔を疑ったあの感覚は、アプリでは埋まらなかった。
眠れない木曜の深夜、私は初めて ココナラ の電話占いを開いた。占いを信じる信じないじゃなく、深夜1時に「利害のない誰か」に3年ぶりに本音を話したかった。匿名で、スマホから、寝る前の10分だけ。 それで翌朝の田園都市線が、少しだけ軽かった。
誰にも言えない恋の停滞を、深夜でも匿名で相談したい夜に。初回クーポンが使えるうちに試してみて。
ココナラ電話占い
もう一つ、「まず気軽に人と話す量を増やす」段階では ハッピーメール も併用した。会員数が多く地方でも動きやすいので、身構えず場数を踏むには向いている。目的の違うサービスを、目的別に使い分ける——それだけで消耗がかなり減った。
今すぐ無料登録。スマホで3分、価値観診断から匿名で始められる。 半年前の私に一つだけ渡せるなら、これを渡したい。
with
【2026年追記】
—
あれから3ヶ月、二子玉川のスタバで
笑っていた。しかも、自分の笑顔が本物かどうか、考えなくてよかった。
前回の記事を書いたあと、私は一度アプリを全部消した。1ヶ月、何もしなかった。そして4月、東急田園都市線の中で、また検索した。でも今度は「おすすめランキング」じゃなく、「真剣度 高い マッチングアプリ 20代後半」と打った。
30代前半までの真剣な出会いを探すなら、まず母数より「相手の本気度」で選ぶのが結局いちばん早い。
👉 Omiai
「会員数が多い=出会える」じゃなかった
| サービス名 | 特徴 | 年齢層 | おすすめ度 |
| — | — | — | — |
| Omiai | 真剣交際・結婚視野。プロフィール精度が高い層が集まる | 20代後半〜30代 | ★★★★★ |
| with | 心理テストで価値観マッチ。会話が続きやすい | 20代中心 | ★★★★☆ |
Q. 一度消したアプリを、また使ってもいい?
—
深夜1時、ファミマのサラダチキンを床に置いていた頃の私に、一つだけ伝えたい。
通知が0件だったのは、あなたに魅力がないからじゃない。ただ、席の選び方を間違えていただけだ。
スマホで3分、匿名で始められる。 女性は無料でメッセージまで試せるうちに、まず一歩だけ動いてみてほしい。
👉 with
【2026年追記】
半年後、もう一度だけスマホを開いた夜のこと
結論から言うと、半年後の私が選び直したのは、Pairsの「使い方」と、withの「診断」だった。
でも6月のある夜、同期の結婚式の二次会で「まだ探してるの?」と聞かれて、笑ってごまかした帰り道、また検索していた。今度は「おすすめランキング」じゃなかった。「自分は前回、何を間違えたのか」だった。
Pairs
「また同じアプリ?」への答え
Q. なぜ全滅したPairsにまた戻ったの?
A. アプリを疑う前に、自分のプロフィールを疑うべきだったから。写真を3枚に増やし、自己紹介を「マーケ職の平日と、週末に作る作り置き」まで具体的に書いたら、最初の2週間のいいねは前回の1ヶ月分を超えた。数字は正直だ。
Q. withはもう使わないの?
A. 使う。withは性格診断で「話が合う人」から表示される設計で、私みたいに大量のいいねを捌く体力がない人には向いていた。二度目のwithを始めた夜、私は診断結果のページを20分眺めていた。
価値観の相性診断から入れるので、いきなり大量のマッチに疲れたくない人に向いている——それがwithだ。
with
半年溶かしてわかった、正直な使い分け
| サービス名 | 特徴 | 年齢層 | おすすめ度 |
| — | — | — | — |
| Pairs | 会員数が最大級。母数が武器。プロフィールを作り込める人向け | 20代〜30代 | ★★★★★ |
| with | 性格・価値観診断からマッチ。話が合う人と繋がりたい人向け | 20代中心 | ★★★★☆ |
| Omiai | 真剣度が高め。結婚を視野に入れたい人向け | 20代後半〜30代 | ★★★★☆ |
スマホで3分、匿名で、まずは価値観診断から。今すぐ無料登録して、半年前の自分に見せてやりたい結果を作ってほしい。
with