withのアプリを開いた瞬間から、また失敗するかもしれないと思っていた。
— withとは、心理学をベースにした性格診断で「相性スコア」を算出し、価値観の合う相手とのマッチングを目指すアプリだ。2026年時点の累計会員数は300万人以上(with公式)。女性は基本機能を無料で利用できる。
あの日の「相性95%」という数字

3月の木曜日、渋谷のカフェで彼と会った。プロフィール写真は清潔感があって、withの性格診断で相性95%が出ていた。こちらが「最近どんな本を読んでいますか?」と聞くと、彼は目を輝かせて話し始めた。
30分、ずっと自分の話だった。
趣味のキャンプ。転職した話。上司への愚痴。自分が選んだキャンプギアのブランド。その間、一度もこちらに質問が来なかった。会計を済ませて外に出た瞬間、冬の空気の中で少しだけ脱力した。
三軒茶屋のマンションに帰ったのは夜10時を回っていた。1K、家賃9.8万円の部屋に戻って、靴を脱いでそのままフローリングにへたり込んだ。東急田園都市線の車内で「95%」という数字を見てわずかに期待した自分が悔しくて、帰り道の電車でこっそり泣いた。
「これでもう4人目だ。」
Pairsで3ヶ月試して、いいね142件もらって、実際に会ったのは4人、全員2回目なし。withに変えてみたのは「性格診断が合う人なら変わるはず」という期待があったからだ。でも結果は変わらなかった。
12月には同期が婚約した。飲み会の席で笑顔を作って、トイレで3分、鏡の前で深呼吸した。母からは「会社に素敵な人いないの?」とLINEが来ていた。既読スルーしたその夜、わたしはまたwithを開いた。
それでも、今もwithを使い続けている。
なぜwithが選ばれるのか、仕組みから正直に説明する

withが他のマッチングアプリと違う点は、価値観と性格の「見える化」にある。
Pairsのようにプロフィール写真や趣味だけで判断するのではなく、withは心理学ベースの質問75問に答えることで、自分と相手の性格タイプを数値化する。マッチングの画面には相性スコアが表示され、価値観の近い人が優先的に表示される仕組みになっている。
これはただのエンタメではない。ビッグファイブ理論(Big Five Personality Traits)という心理学のモデルをベースにしており、開放性・誠実性・外向性・調和性・神経症傾向の5因子で人格を分類する。この理論はJournal of Applied Psychologyをはじめ多くの査読論文で採用されており、人と人の相性予測に一定の有効性があるとされている。
2026年現在、女性は基本機能を無料で使えるのもwithの大きな特徴だ。いいねを受け取る・マッチングする・メッセージのやりとりは月額課金なしで利用できる(自分からいいねを送る数には上限あり)。
withの評判・口コミ、2026年のリアル
Xや女性向けコミュニティの口コミをまとめると、こういうパターンが見えてくる。
良い評判
- 「Pairsより真剣な男性が多い印象。プロフィールをちゃんと読んでいる人が来る」(27歳・IT企業)
- 「相性スコアが高い人は最初から話が噛み合いやすかった」(29歳・医療職)
- 「心理テストをやることで、自分が本当に求めているものが整理できた」(25歳・事務)
- 「マッチングから交際まで3ヶ月。性格の相性を最初に見たのは正解だった」(28歳・デザイナー)
辛い口コミ
- 「95%でも外れる時は外れる。性格診断が『話を聴ける人かどうか』まではカバーできない」
- 「地方だと会員数が少なくてなかなかマッチングが来ない」(松山・31歳)
- 「いいねがたくさん来るけど、プロフィールを読んでいない人も混じっている」(28歳・営業)
- 「男性の課金ハードルがある分、最初のメッセージが来るまで時間がかかることがある」
あの「95%の男性」は、withのシステムが機能していなかったわけじゃない。性格診断は「どれだけ話を聴ける人か」「気遣いができるか」まではカバーしきれない。それがwithの限界で、それはわたしが使って初めて気づいたことだ。
with vs Pairs vs Omiai 女性目線での比較
| サービス | 特徴 | 主な年齢層 | 女性月額 | おすすめ度 |
|—|—|—|—|—|
| with | 性格診断で相性を数値化。真剣度高め | 20代中心 | 無料 | ★★★★★ |
| Pairs | 会員数No.1。コミュニティで趣味が合う人と繋がれる | 20〜35歳広め | 無料 | ★★★★☆ |
| Omiai | 結婚前提の真剣な出会い。本人確認が厳格 | 25〜35歳 | 無料 | ★★★★☆ |
性格の相性を重視するならwith、出会いの母数を増やすならPairs、結婚を前提に本気で動くならOmiaiが合う。
まず相性診断から出会いを絞り込みたい人は、今夜withに無料登録してみることをすすめる。プロフィール設定は10分あれば終わる。
withのデメリット、正直に書く
推しているからこそ、欠点を書く。
地域格差が大きい。 東京・大阪・名古屋であれば1日のマッチング数に困ることはないが、地方都市(松山・高松・秋田など)では1日の新規マッチングが0〜1件になることもある。地方在住なら、OmiaiやPairsとの並行利用を検討した方がいい。
性格診断が会話力・共感力をカバーしない。 スコアが高くても、相手が一方的に話すタイプだったり、文章力が低い人はいる。初回メッセージの質と返信の早さで相手を見極める目は、自分側で養う必要がある。
会員数がPairsの約1/5。 withの公式発表の300万人に対してPairsは約1500万人(公式)。選択肢の母数は少ない。ただし、会員の真剣度と相性での絞り込み精度では遜色ない評価が多い。
遊び目的の登録者も混在する。 withは婚活特化アプリではない。プロフィールに「結婚を考えている」と明記しているか、コミュニティ参加の傾向を確認することが、出会いの質を上げる実践的な方法だ。
よくある疑問、本音で答える
Q. withで実際に交際・結婚まで発展した人はいるの?
A. いる。 withの公式発表によれば毎月数千カップルが誕生しており、結婚に至ったケースも多数報告されている。「ただ登録しているだけ」では出会えない。プロフィールの作り込みとマッチング後の返信スピードが結果に直結する。
Q. 性格診断は正直に答えた方がいいの?
A. 正直に答えることを強くすすめる。 「理想の自分」を演じて診断すると、実際の自分と合わない相手とマッチングしてしまう。長く続く関係のためには、最初から本音の数値で選ばれた方がいい。
Q. 女性は本当に完全無料で使えるの?
A. 基本機能は無料。 メッセージのやりとり・マッチング・いいねの受信はすべて無料で利用できる。自分から積極的にいいねを送りたい場合は有料プランが必要。まず無料で試して手応えを感じてから課金を検討する順序で十分だ。
Q. Pairsと迷っています。どちらを先に登録すべきですか?
A. withから始めることをすすめる。 Pairsは会員数が多い分、真剣度の低い男性も多い。withで性格診断を受けて自分の傾向を把握してから動く方が、出会いのミスマッチが減る。withで手応えがなければPairsを追加で試す順番が効率的だ。
何もしないことの、本当のコスト
婚活市場における出会いの機会は、年齢とともに確実に減る。
総務省「社会生活基本調査」によれば、未婚女性の友人・知人を介した出会いの頻度は30歳を境に急減する。職場での出会いも、20代後半が最も活発な時期であり、30代以降は環境の固定化が進む。
数字で考えてみる。withのプレミアムプランは月額約3,600円〜。1年続けたとして43,200円。一方で、何もせず3年間過ごした場合に失う出会いの機会を取り戻す方法は、今のところ存在しない。
「今は忙しい」「もう少し準備してから」——その言葉を3年前にも言っていたなら、それが答えだ。
わたしが今もwithを開く理由
あの「95%が外れた夜」の翌朝、わたしはwithのアプリを削除しなかった。
削除の代わりに、プロフィールの自己紹介文を書き直した。「相手の話を聴くのが好き」という一文を追加して、求める条件の欄に「会話のキャッチボールができる人」と明記した。
その翌週、新しいマッチングが来た。最初のメッセージは「好きな本ってありますか?」だった。
出会いの質は、選ぶサービスだけで決まるわけじゃない。 でも、質の高い相手がいる場所にいなければ、確率はゼロだ。withはその場所の一つとして、2026年現在も有効だとわたしは思っている。
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要点をまとめる。 withは心理学ベースの性格診断で相性を数値化し、価値観の合う出会いを目指すアプリだ。2026年現在、女性は基本機能無料で利用でき、男性の課金モデルにより真剣な相手が集まりやすい傾向がある。性格診断がすべてを解決するわけではないが、出会いの質を上げたい女性にとってPairs・Omiaiと並んでトップクラスの選択肢と言える。地方では会員数の少なさが唯一の弱点だ。
このページを閉じて、また一人の夜に戻るか。それとも30秒で一歩踏み出すか。
あなたが今日やること
1. 下のリンクからwithの公式サイトを開く
2. 無料会員登録(30秒・匿名OK・顔写真は後から設定できる)
3. 性格診断75問を答えて、相性タイプと相性スコアの高い相手を確認する
登録だけして「やっぱりやめた」でも何も失わない。失うのは、開かなかった時間だけだ。
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