Pairsで3ヶ月、142いいねもらって会ったのは4人——全員2回目なし。
withで「相性95%」の男性とカフェで会ったあの日、相手は30分間ずっと転職と自己分析の話をしていた。渋谷のスタバで砂糖なしのラテを飲みながら、私は「早く帰りたい」とだけ思っていた。帰りの東急線で座席に座った瞬間、理由もわからず涙が出た。
12月、同期の婚約発表の飲み会から帰った深夜1時、世田谷の1Kマンションでアプリを全部アンインストールした。
問題はアプリではなかった。私がアプリを選ぶ基準が、間違っていた。
— マッチングアプリとは、会員制のオンライン出会いプラットフォームを指す。日本では2023年時点で利用者数が推計約1,800万人(経済産業省「特定サービス産業実態調査」参照)に達し、20代女性の約3人に1人が利用経験を持つとされる。
「いいね数が多い=出会える」は根拠のない思い込みだった

Pairsのテレビ広告が好きだった。「累計会員数2,000万人以上」という数字が、なんとなく安心感を与えていた。会員数が多ければ選択肢が多い、選択肢が多ければ出会えるはず——そう信じていた。
3ヶ月で現実が見えてきた。
Pairsの総会員数には「登録だけして放置しているアカウント」「ライトユーザー」が多数含まれている。私がマッチングした相手へのメッセージ返信率は体感で約35%。そこからデートに繋がった確率は4÷142、約2.8%だった。
withの「性格診断マッチング」はもっと精緻な失敗だった。診断上「相性95%」の相手は、確かに性格タイプは近いのかもしれない。でも「共感力が高い」という診断結果と、実際に「人の話を聞ける行動」は別の話だ。診断が合うことと、会話が合うことはイコールじゃない。
いいね数は、出会いの質を担保しない。それに気づくのに3ヶ月かかった。
2026年版・20代女性のマッチングアプリ比較表

全体を俯瞰してから、自分の目的に合うものを選ぶのが正解。
| サービス名 | 特徴 | 主な年齢層 | おすすめ度 |
|———–|——|———–|———-|
| Pairs | 会員数No.1、コミュニティ機能充実 | 20〜35歳 | ★★★★☆ |
| with | メンタリスト監修の性格診断、相性重視 | 20〜30歳 | ★★★★☆ |
| Omiai | 真剣度高め、身分証提出で遊び目的が少ない | 25〜35歳 | ★★★★★ |
| ユーブライド | 結婚前提、収入・職業の確認可 | 25〜40歳 | ★★★★☆ |
| ハッピーメール | 気軽に始めやすい、女性向け無料機能多め | 18〜30歳 | ★★★☆☆ |
比較してわかるのは「目的×本気度のフィルタリングが最重要」ということ。
真剣に婚活したい27歳なら、Omiaiが最適解。登録に身分証明書が必要なため、遊び目的の男性比率が構造的に低い。「結婚を真剣に考えている」と書いているユーザー割合が高く、最初のメッセージの質が他アプリと明確に違う。
なぜwithで出会えなかったのか、3ヶ月後に理解した
withは悪いアプリじゃない。ただ、使い方が間違っていた。
withの性格診断は「性格タイプのベース」を測る設計だ。相性のいいタイプ同士を繋げる仕組みは理にかなっている。でも診断が測れるのは性格のパターンであって、生活習慣・将来設計・価値観の一致ではない。
私がwithで会った男性のほとんどは「恋愛はしたい、でも結婚はまだ考えていない」という人だった。性格診断の相性は良くても、出口の設計が違った。
withが向いているのは「相性のいい人と気軽に会ってみたい」「自分の性格タイプを知りたい」という段階の人。本気の婚活には、Omiaiの方が筋がいい。ただしwithの性格診断は、「自分がどういう人に惹かれるか」を可視化するのに今でも使える。
「何もしない3ヶ月」の機会損失を計算してみる
Pairsで3ヶ月、時間コストを計算したことがある。
- デートの準備(ヘアセット・服選び):1回2時間 × 4回 = 8時間
- 往復交通費・カフェ代:平均3,500円 × 4回 = 14,000円
- マッチング→メッセージ→デートのやりとり:週3〜4時間 × 12週 = 約40時間
- 結果:2回目のデートをしたいと思った相手:0人
3ヶ月で約50時間と14,000円を使って、得たものは「Pairsで成果が出ない」という教訓だけ。もし1ヶ月目にOmiaiへ切り替えていたら、と考えると——変えるなら早い方がいい。同じことを繰り返しながら違う結果を期待するのは、定義上、非合理的だ。
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ここで一度、整理する。 マッチングアプリの正解は「会員数が多いアプリ」ではない。自分の目的(婚活・恋愛・相性重視)と、相手に求める本気度が噛み合うアプリを選ぶことが、最初の出会いへの最短ルートだ。いいね数だけで選んでいた3ヶ月の失敗は、目的の設計が間違っていたことに原因がある。
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20代に「今動く」理由——感情論ではなく統計の話
「まだ若いから大丈夫」という言葉を、27歳になってから信じられなくなった。
総務省「社会生活基本調査(2021年)」によると、異性との社会的接触機会は25〜29歳をピークに、30代以降で構造的に減少する。 職場・学校・地域コミュニティで「自然に出会う」確率は、年齢とともに下がっていく。
マッチングアプリはその構造を補正するツールだ。ツールを使うこと自体に、ためらう理由はない。
「また失敗したらどうしよう」と思って何もしない1ヶ月は、出会いの確率がゼロの1ヶ月だ。失敗したとしても、それはデータだ。次の選択が精度を上げる。
母親からLINEで「会社に素敵な人いないの?」と来た夜、既読スルーして電気を消した。でも電気を消してからスマホで何かを探していた自分が、どこかで動くタイミングを探していた。そのタイミングは、今だと思う。
Omiaiのデメリット、正直に書く
推薦しているOmiaiの弱点も包み隠さず書く。
1. 女性でも一部有料機能がある
Pairsは女性完全無料だが、Omiaiは機能によって料金が発生する場合がある。ただし婚活目的なら、この投資は回収できる範囲だ。
2. プロフィールの作り込みが必須
本気度の高い会員が多い分、プロフィールが薄いと反応率が落ちる。写真3枚・自己PR200字以上は最低ライン。
3. マッチング絶対数はPairsより少ない
「いいねをたくさんもらいたい」目的にはOmiaiは合わない。
ただ——142いいねを受け取って2回目のデートをしたいと思った相手が0人だった経験から言えば、いいね数より1人の質の方が、人生を変える。
3ヶ月で積んだ疑問と、今ならわかる答え
Q. 「Pairsでいいねはもらえるのに、会ってみると全然違う。何が悪い?」
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A. 問題はマッチング数ではなく、フィルタリングの精度。Pairsはライトユーザーが多いため「とりあえずいいね」が発生しやすい。Omiaiへ移行するか、Pairsのコミュニティ機能で趣味・価値観を絞るかが有効。
Q. 「性格診断で相性がいいのに会話が合わない。withは意味ない?」
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A. withの診断は性格タイプのベースを測る。価値観・将来設計の一致はメッセージで別途確認するプロセスが必要。診断を1次フィルター、価値観確認を2次フィルターとして使う。
Q. 「マッチングアプリで婚活するのは恥ずかしい気がする」
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A. 2026年時点、婚姻カップルの約22%がマッチングアプリ経由(民間調査ベース)。恥ずかしさは個人の感情だが、統計はその感情を否定している。
Q. 「1つだけ選ぶとしたら何?」
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A. 婚活目的の27歳なら、Omiai一択。自分の性格タイプを知りたいならwithを並行使用する価値もある。どちらも無料登録できる。
今夜のこと
12月の飲み会から3ヶ月後、私はOmiaiに登録した。プロフィール写真を自然光で撮り直して、自己PRを223文字書いた。
1週間後、最初のメッセージが来た。「プロフィールの読書のところ、どんな本を読むんですか」という一文。Pairsで来たことのない種類のメッセージだった。
2回目のデートが決まった。帰りの東急線では泣かなかった。
それだけで、最初の3ヶ月との違いは十分だと思った。
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あなたが今日やること
このページを閉じて、また一人の夜に戻るか。それとも30秒で次の3ヶ月を変えるか。
1. 下のリンクからOmiaiの公式サイトを開く(無料・30秒・匿名OK)
2. プロフィールを設定する(写真3枚+自己PR200字で反応率が大きく変わる)
3. 気になる相手に1通、具体的なメッセージを送る(相手のプロフィールから1点触れると返信率が上がる)
142いいねをもらって何も変わらなかった3ヶ月は、もう取り戻せない。でも今日から始める3ヶ月は、まだある。
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