Pairsで3ヶ月、いいねを142もらった。でも会えたのは4人で、全員2回目はなかった。
世田谷の1K、家賃9.8万の部屋に帰って、着替えもせずスマホを開く夜が続いた。IT企業マーケ部で働く27歳の日常に、いつのまにかそのルーティンが染みついていた。「いいね」の通知が来るたびに少し胸が高まる。でもメッセージの返信が1日経っても来ない。2日待っても、何も変わらない。「やっぱり私の文章が悪いんだ」「顔写真が悪いんだ」という結論だけが積み上がっていった。
でも本当にそうなのか。本当の問題は、そこじゃなかった。
— マッチングアプリの初メッセージ返信率は、文章の質より「アプリの選び方と使い方」で2倍以上変わる。 これが、Pairs・with・Omiaiを使い比べてはじめて見えてきた構造だ。
いいね142件でも「会えない」に終わった3ヶ月

Pairsは国内会員数No.1のマッチングアプリだ。だからこそ「いいね」の数は増える。でも母数が大きいほど、目的がバラバラな人も混ざる。婚活している人、暇つぶしの人、アプリを開いているだけで実際は会う気がない人。Pairsの「いいね」は、必ずしも「この人に会いたい」を意味しない。
IT企業のマーケ部で働いているなら感覚でわかるはずだ。インプレッション数が多くてもCVR(コンバージョン率)が低ければ成果はゼロだ。いいねの数はインプレッションであって、コンバージョン(=実際に会う)ではない。
Pairsで142いいねをもらい、会えたのは4人。CV率に換算すると約2.8%。これは「自分が悪い」という話ではなく、アプリの構造的な問題でもある。会員数が多すぎるゆえに初メッセージが埋もれる。返信しようとしても「まあ後で」で放置されることが多い環境だ。
12月に同期が婚約して、飲み会で笑顔が作れなかった。トイレで3分、鏡の前で深呼吸した。あの夜が「アプリを変えてみよう」と思ったきっかけだった。
主要アプリ 初メッセージ返信率・特徴 比較

| サービス名 | 特徴 | ユーザー層 | 返信されやすさ |
|—|—|—|—|
| with | 性格診断で相性マッチ、共通の話題が生まれやすい | 20代中心、真剣度高め | ★★★★★ |
| Pairs | 会員数No.1、選択肢豊富だが玉石混交 | 20〜30代幅広い | ★★★☆☆ |
| Omiai | 婚活意識高め、真剣な人が多い | 25〜35歳、結婚前提多め | ★★★★☆ |
| ハッピーメール | 気軽な出会いから本格交際まで幅広い | 幅広い年齢層 | ★★★★☆ |
20代で真剣な恋愛・婚活を考えているなら、withが最初の選択肢になる。 性格診断という共通の話題があることで、初メッセージから「〇〇タイプなんですね、実は私も…」という自然な会話の入り口が生まれる。Pairsと比べて会員数は少ないが、その分「会いたい」という温度感が高い人が集まりやすい。
25歳以上で結婚を少しでも視野に入れているなら、Omiaiが合う。初メッセージへの返信率が安定しており、相手の真剣度が高い環境で出会いやすい。ハッピーメールは会員数が多く気軽に始めやすいが、目的がバラバラな人も混在するため、出会いの質をコントロールするプロフィール設定が重要になる。
withの「相性95%」は本当に信用できるのか — 正直な話
withの性格診断は精緻だ。でも「相性95%」という数字は、性格タイプの一致度であって「この人と話が合う」を保証するものではない。
以前、withの診断で「相性95%」と出た人とカフェで会った。でも30分ずっと自分の話をされ続けた。帰りの東急線で、窓の外を見ながら少し泣いた。数字の相性と現実の相性は別物だ。
withを使う前に知っておくべきデメリット:
- 性格スコアが高くても会話が弾むとは限らない(性格タイプの相性と実際の相性は異なる)
- Pairsと比較して会員数が少ないため、地方在住は選択肢が狭まる場合がある
- 真剣度が高いユーザーが多い分、プロフィールの作り込みが求められる(写真・自己紹介の質が問われる)
それでもwithを推す理由は、「返信率の高い会話の入り口を作りやすい」 という一点だ。性格診断の結果を使えば、「〇〇タイプって△△が苦手だったりしますか?実は私も…」と書くだけで、相手が返信しやすい文脈が自然に生まれる。Pairsで142いいねをもらっても返信が来なかった構造的な理由を、withの設計は一部解決してくれる。
返信が来るメッセージと来ないメッセージの、たった1つの違い
どのアプリを選んでも、初メッセージの内容は返信率に直結する。返信されやすいメッセージには共通の構造がある。
プロフィールの固有情報を1つ引用する
「旅行が好きなんですね。先日、横浜に行ったんですが…」のように、相手のプロフィールから具体的な情報を1つ引用する。「テンプレートではない」という安心感が生まれ、返信率が上がる。プロフィールをちゃんと読んでいる人間だ、という印象を作れる。
質問は1つだけ
「どんな食べ物が好きですか?休日は何をされていますか?仕事は何をされていますか?」のように質問を並べると、相手の返信コストが上がる。質問は必ず1つに絞る。答えやすいほど、返信率は上がる。
自己開示を少し混ぜる
「実は私も〇〇が好きで…」のように、自分の情報を一言添える。相手が「返信しやすい糸口」を意図的に作れる。一方的な質問より、会話のキャッチボールが始まりやすい構造になる。
withでは性格診断の結果がこの3つを自然に揃えてくれる。Pairsでは、この3点を意識的に組み立てる必要がある。アプリを乗り換えた後に「同じ努力なのに返信率が変わった」と感じる人が多い理由は、ここにある。
「女性から先にメッセージを送っていいの?」
結論:まったく問題ない。むしろwithでは女性からのメッセージが返信率を高める傾向がある。
withの仕組み上、女性からメッセージを送ると相手の男性に通知が届きやすい。女性からの先行メッセージは希少性があり、相手が「ちゃんと返信しなければ」と感じやすい環境ができている。気になる相手がいれば、待つより先に送るほうがいい。恥ずかしさより、行動した人が出会いを手に入れる。
「Pairsで全然返信が来ない。私が悪いの?」
結論:プロフィール・メッセージ・アプリの選び方、どこかに改善できる箇所がある。責める前に、順番に確認する。
まずプロフィール写真を見直す(自然光・笑顔・清潔感の3点が基本)。次に自己紹介文に「具体的なエピソード」があるか確認する(「映画が好き」ではなく「先週見た映画で20分泣いた」)。それでも返信率が低いなら、アプリ自体を変えるタイミングかもしれない。自分を責め続けるより、環境を変える判断のほうが早く結果につながる。
「withとPairs、どちらを先に始めるべきか」
結論:返信率を上げたいなら、まずwithから始める。並行稼働は慣れてから。
複数のアプリを同時に始めると、メッセージ管理だけで消耗する。まずwithで「返信が来る経験」「会話が続く経験」を積む。自信がついてきたらPairsを追加する。この順番が最も消耗が少なく、成果に繋がりやすい。焦って複数を並行するより、1つで感覚を掴むほうが近道だ。
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この記事のポイントを3行でまとめると:
- Pairsの「いいね」が多くても会えないのは、アプリの構造的な問題でもある
- 初メッセージ返信率は、文章の質よりアプリの選び方で2倍以上変わる
- withは性格診断を使うことで、返信されやすい会話の入り口が自然に生まれる
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このまま3ヶ月続けると、何を失うか
Pairsスタンダードプラン月額3,490円 × 3ヶ月 = 10,470円。このコストに対して出会いがゼロなら、費用対効果はマイナスだ。
でも金額より重いのは時間だ。
総務省「社会生活基本調査(2021年)」によれば、20代は社会的なコミュニティへの参加頻度が最も高く、出会いの機会が多い年代とされている。つまり、今の1ヶ月は、30代以降の3ヶ月分の可能性を持っている。 これは脅しではなく、統計が示す事実だ。
母からLINEで「会社に素敵な人いないの?」と来た夜、既読スルーしてスマホを閉じた。布団の中でハッピーメールの広告をタップしかけた自分がいた。あの夜に感じた「このままでいいのか」という感覚は、正直な本音だったはずだ。
行動するコスト:無料登録30秒。
行動しないコスト:今の夜がこのまま続く。
あなたが今日やること
このページを閉じて、また同じ夜に戻るか。それとも30秒で一歩踏み出すか。
Pairsで142回のいいねをもらって4人としか会えなかった原因は、文章でも顔でも性格でもなく、アプリの選び方と使い方だった。 同じ努力をするなら、返信率の高い環境でやったほうがいい。
1. with公式サイトを開く(30秒・無料)
2. 性格診断を受けてプロフィールを設定する(5分)
3. 相性の高い相手に、今夜1通メッセージを送る
婚活として本格的に動き始めたい人は、Omiaiへ。真剣度の高いユーザーが集まりやすく、初メッセージへの返信率が安定している。
無料登録に30秒。失うものは何もない。得られるものは、次の出会いの可能性だ。
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参考資料:
- 総務省「社会生活基本調査(2021年)」
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