夜11時のファミマで、また独りだった
帰りの電車を降りてから、三軒茶屋のファミマに寄る。
これがルーティンになって、もう何ヶ月になるだろう。レジ横の棚でサラダチキン(プレーン、190円)を取って、冷蔵ケースで缶チューハイを選ぶ。今日は氷結レモンの9%にした。強いやつ。早く眠れるように。
世田谷の1K、家賃9.8万円の部屋に帰ると、照明をつける。誰かが待っているわけじゃない。テレビをつけて、Netflixを開いて、韓ドラを流しっぱなしにしていると、気づいたら深夜1時を過ぎている。
27歳のOLの夜は、こういうものだ。
別に「不幸です」とは言いたくない。IT企業のマーケ部で仕事はそれなりにこなしているし、職場での評価も悪くない。でも夜だけが、どうにも長い。そしてその長さが、年々増している気がする。
スマホを手に取る。Instagramを開く。同期のKちゃんが婚約指輪の写真を上げている。12月のあの飲み会で「おめでとう」と言いながら、ちゃんと笑えていたか、自分でも怪しかった。グラスを口に運びながら、胸の奥でだけ何かが沈んだ。あの感覚が今でも思い出せる。
孤独感——という言葉が正確かどうかわからないけど、夜になると何かが重くなる。その重さを「解消」しようとして、私はここ半年でいろんなことを試してきた。そして全部、失敗した。
—
マッチングアプリ3連敗の後に残ったもの
去年の春から秋にかけて、マッチングアプリを3つ試した。
最初は軽い気持ちだった。「話し相手ができればいいな」くらいの温度感。でも使い始めると、どのアプリも同じ構造をしていた。写真を見て、スワイプして、マッチングして、会って、また違う人を探す。ゲームのように人間を消費する仕組みが出来上がっていた。
マッチングはするのに、会うまでいかない。会えても2回目がない。3つ目のアプリを消した夜、缶チューハイを2本飲んだ。「私ってそんなに魅力がないのかな」という気持ちよりも、「そもそも、なんで登録したんだっけ」という空虚さが残った。
孤独感を解消したくて登録したのに、マッチングアプリで傷ついてさらに孤独になっていた。
後から気づいたことだけど、あの3つのアプリは全部「見た目ファースト」の設計だった。プロフィール写真が命で、性格や価値観は後付けのオプション扱い。そういうアプリで自己肯定感を保ちながら活動し続けるのは、もともと無理があったのかもしれない。
—
「孤独感を解消したい」という検索が孤独を深めた
夜、寝る前にスマホで「孤独感 解消 20代 女性」と検索したことがある。
出てきた記事はほぼ同じ内容だった。「趣味を増やしましょう」「友達に連絡してみましょう」「自己肯定感を高めましょう」。正論だとは思う。でも読んでいると、じわじわと惨めになってくる。
「あなたは孤独な人です」という前提で書かれた文章を、夜に一人で読んでいる。その行為自体が、孤独を強化していた。
「解消」という言葉が、そもそも設計が間違っているのかもしれない。
孤独感は、消えない。完全に消える日は来ない。消そうとするほど意識が集中して、余計に大きく感じる。痛みを麻痺させようとすることに似ている。根本的な問題——「誰かと繋がりたい」という根本の欲求——には何も答えていない。
本当に必要なのは「解消」じゃなくて「繋がること」だ。でも、繋がり方がわからない。それが問題の核心だった。
—
週末の朝11時、目が覚めて何もしない土曜
週末は朝11時まで寝る。
平日の疲れが取れないまま、土曜の午前中が溶けていく。起き上がってシャワーを浴びて、スマホを見ると12時近い。「今日こそ何かしよう」と思いながら、Uberで昼ごはんを頼んで、またNetflixの続きを再生する。気づいたら夕方だ。
一人でいることが「楽」なのか「辛い」なのか、最近よくわからなくなってきた。一人でいると楽なのに、夜になると何かが足りない気がする。矛盾しているように見えて、でもこれが27歳の現実だと思う。
彼氏がいない期間が2年4ヶ月になった。もう計算しなくていいんじゃないかと思いながら、気づくと計算している自分がいる。
人間は日中は独立して動けるけど、夜になると繋がりを求めるようにできているらしい。だから夜の孤独感だけが際立つ。朝の孤独はあまり感じない。夜だけが重い。それを知ってから、少しだけ自分を責めなくなった。夜の孤独感は、私の弱さじゃなくて、人間の構造だ。
—
夜の孤独感が「夜だけ」である理由
昼間は仕事があるから、考えなくて済む。
会議がある、メールが来る、ランチに誰かを誘う。外部からの刺激が絶えず入ってくる環境にいると、「自分の内側」に意識が向かない。でも帰り道、電車のドアが閉まってイヤホンをつけた瞬間から、急に静かになる。ファミマに寄ってサラダチキンと缶チューハイを買う頃には、もう夜モードに入っている。
夜は、自分と自分だけで向き合う時間だ。
その時間が怖い人もいる。だからNetflixを「流しっぱなし」にする。音があれば、自分の内側の声が聞こえなくなる。私はずっとそれをやっていた。でも流しっぱなしにしている間、何も変わらない。翌朝、同じ重さで目が覚める。
夜の孤独感の本質は、「誰かと繋がる可能性が見えていないこと」だと思う。今夜誰かと話せる可能性がゼロだと感じたとき、孤独感は最大になる。逆に言えば、今夜誰かと繋がれる可能性が1%でもあれば、夜の重さは変わる。
—
withに登録した夜、何かが変わった
2回目のマッチングアプリ挑戦で、今度はwithを選んだ。
理由は単純で、「性格診断」があったから。最初の3つのアプリが「見た目だけで人を選ぶゲーム」だったとすれば、withは「自分がどういう人間かを問われるサービス」に近かった。登録時に性格診断を受けて、自分の価値観や気質のタイプが可視化される。相手のプロフィールを見るときも、その人の性格タイプが表示される。
これが、決定的に違った。
最初のマッチング相手とメッセージをやり取りしたのは、深夜0時ごろだった。相手も夜型で、仕事帰りにサウナに行くのが習慣らしかった。性格タイプが近いとわかっていたせいか、やり取りが自然だった。「誰かと話している」という感覚があった。
孤独感が「解消」されたわけじゃない。でも、夜の時間に「誰かと繋がっている感覚」が生まれた。それだけで、寝る前の缶チューハイの役割が変わった。飲みながら誰かのメッセージを読む夜は、一人で飲む夜と、質が違う。
withが自分に合っていたのは、性格の一致度を重視している設計のせいだと思う。外見だけで判断される仕組みよりも、「ちゃんと見てもらえている」という感覚がある。27歳で自己肯定感を削られながらマッチングアプリを使う余裕はない。自分を正しく評価してくれる場所で活動することが、長続きの条件だった。
—
Pairsを選ぶ理由:選択肢の数が自己肯定感を守る
友達に「Pairsが一番マシだった」と言われたのは、半年前だ。
最初は「みんなが使ってるやつか」と思って敬遠していた。でも実際に登録してみると、会員数が圧倒的に多いことの意味がわかった。
マッチングアプリで一番消耗するのは、「好みの人が全然いない」という体験だ。選択肢が少ないと、「私に合う人間はこの地球にいないのかもしれない」という誤った結論に向かってしまう。これが自己肯定感を削る。妥協するか、諦めるか、二択しかなくなる。
Pairsは国内会員数No.1で、アクティブユーザーが多い。コミュニティ機能もあって、「読書好き」「猫飼い」「週末は料理」みたいな共通点から繋がれる。顔写真が第一印象になるのは変わらないけど、価値観や趣味で検索できるのが大きい。探す余地がある。
登録してから最初の週末、プロフィールを作りながら「自分ってどういう人間だっけ」と久しぶりに考えた。好きな食べ物、休日の過ごし方、将来どんな生活をしたいか。誰かに向けて自分のことを書く行為。それだけで、「誰かと繋がろうとしている自分」が立ち上がった。
そのこと自体が、孤独感を少し変えた。
—
孤独感は解消するものじゃない、使うものだ
「孤独感を解消したい」と検索した夜から、今はもう少し先にいる。
孤独感は消えない。夜になるとやっぱり重い。でも今は、その重さを「誰かと繋がりたいというエネルギー」として使えるようになった。
Netflixを深夜1時まで流しっぱなしにすることも選択肢の一つだ。でもそれだと、朝に何も残らない。翌朝、また同じ重さで目が覚める。
withやPairsで誰かに自分のことを知ってもらおうとする時間は、消費じゃなくて投資に近い。今夜のやり取りが、来月の誰かとの出会いに繋がる可能性がある。そういう夜の過ごし方は、積み重なる。
夜の長さは変わらない。でも夜を「誰かと繋がるための時間」として使い始めると、翌朝の起き方が変わる。同期の婚約写真を見たときの胸の沈み方が、少しだけ違ってくる。
—
今夜、何を手に取るか
もしあなたが今、夜のスマホで「孤独感 解消」と検索してここに来ているなら、一つだけ試してほしいことがある。
今夜、Netflixを開く前に、withの性格診断を受けること。登録して、自分のタイプを確認するだけでいい。マッチングしなくていい。すぐ誰かにメッセージしなくていい。「自分はこういう人間です」という認識が、一枚、自分の中に加わる。それが最初の変化だ。
もし選択肢の広さを重視するなら、Pairsから始めるのが正直なところ。会員数No.1の強みは、「諦める前に出会える可能性を最大化してくれる」ことだ。自分に合う人間が存在するという実感は、孤独感の構造そのものを変える。
三茶のファミマで缶チューハイを選ぶルーティンを、今夜だけ少し変えてみる。帰り道に、プロフィールの「好きな食べ物」の欄を埋める。家賃9.8万円の1Kに帰ったら、Netflixを開く前に、誰か一人にメッセージを送る。
それくらいのことから、夜は変わる。
💕 編集部が本気で試した恋活・婚活サービス
マッチングアプリで疲れた経験をもとに、編集部が実際に継続できたサービスを3つ厳選しました。
マリッシュ
30代以上の本気層に特化。バツイチ・シンママ応援制度あり。女性は完全無料で、真剣に結婚を考える人が多い。
公式サイトで無料登録 →
マッチングフォト
マッチングアプリ専門のプロ撮影サービス。いいね数が平均3倍に。全国対応、自然光ロケーション撮影で素人感ゼロ。
撮影プランを見る →
ヒーローマリッジ
高収入・ハイスペ男性との真剣婚活に向けたオンライン結婚相談所。30代以降で結婚を現実的に進めたい女性向け。
無料相談を確認する →
※ 本セクションはアフィリエイトリンクを含みます。紹介内容は編集部が独自に評価しています。