夜11時、世田谷の1Kに帰ってきて、家賃9.8万のワンルームにカバンを投げた。コンビニのカルボナーラをレンジにかけながら、Pairsを開く。
「また既読スルー」
今日だけで3通、送った。相手のプロフィールを全部読んで、趣味が映画鑑賞と書いてあったから「先月シネマカリテで見た作品がすごく良かったです。○○さんはどんなジャンルが好きですか?」って、絵文字は1個だけにして、100字以内にして、疑問形で終わらせた。「返信率が上がる初メッセージ」で検索して、上位5記事全部読んだ通りにやった。
3通全員、既読スルー。
— マッチングアプリの「初メッセージ返信率」とは、マッチング後に送った最初のメッセージに対して返事が来る割合のこと。相手に「会う気があるかどうか」によって大きく変動し、メッセージの文章テクニックだけで変えられる幅は実際には限られている。
Pairs3ヶ月で「いいね」を142もらった。会えたのは4人。2回目があった人はゼロ。
12月、同期の田中が婚約した飲み会の後、居酒屋のトイレに3分こもった。鏡の前で深呼吸して、笑顔の作り方を自分に言い聞かせてから席に戻った。帰りの東急世田谷線の中で、母のLINEが来た。「会社に素敵な人いないの?」。既読スルーした。
「初メッセージの返信率を上げる方法」、実はこれ、嘘だ

結論から言う。
初メッセージの「内容」を最適化しても、返信率はほとんど変わらない。
変えるべきは、「誰に送るか」だ。
返信率が低い女性の多くは、メッセージの文章ではなく「マッチ相手の選び方」に問題がある。Pairsで142いいねを集めながら4人しか会えなかったのは、初メッセージが悪かったのではない。「いいね」を送ってきた全員にマッチングを返していたからだ。
本気で会う気のない男性にも返してしまっている。だから送った後に既読スルーが続く。送るべき相手を変えれば、初メッセージの内容を変えなくても結果は変わる。
withの性格診断で「相性95%」が出た人と渋谷のカフェで会ったら、30分ずっと相手の話を聞かされた。帰りの東急線で窓の外を見ながら、静かに泣いた。相性スコアが高くても、会ってみなければわからない。でも「会うかどうか」の精度を上げることはできる。それが、初メッセージの内容より先にやるべきことだ。
返信率が変わる、メッセージを送る前にやること

① マッチング前のプロフィールチェックの基準を上げる
プロフィール写真が1枚しかない。自己紹介欄が「よろしくお願いします」だけ。最終ログインが1週間以上前——この3条件のうち2つ以上が揃っていたら、マッチングを返さない。会う気のない相手に返し続けることが、返信率の数字を下げている正体だ。
② マッチング後24時間以内に送る
マッチングから時間が経つほど相手の関心が冷める。24時間以内に送れば、相手がまだアプリにログインしている状態で届く確率が上がる。「いつ送るか」は「何を書くか」より優先度が高い。
③「この人に会いたい理由」を1文で入れる
「素敵なプロフィールですね」ではなく、「福岡出身なんですね。祖母が福岡で毎年夏に屋台に連れて行ってもらっていたので、思わずリクエストしました」のような、相手だけに当てた具体的な一文を入れる。80〜120字、質問は1つ。この構造だけで、定型文との差は十分に出る。
Pairs・with・Omiai、どれを選ぶか
with
アプリによって、初メッセージの返信率が変わる構造的な理由がある。
| サービス名 | 特徴 | 中心層 | おすすめ度 |
|———–|——|——–|———-|
| Pairs | 累計会員数2,000万人超、真剣婚活層が多い | 20代後半〜30代 | ★★★★★ |
| with | 性格診断・心理テストで相性重視、話の入り口が作りやすい | 20代中心 | ★★★★☆ |
| Omiai | 婚活特化、本人確認が厳格で真剣度が高い | 25〜35歳 | ★★★★☆ |
Pairsは会員数が多い分、競合も多い。でも選択肢の絶対数では他のアプリを圧倒していて、地方在住でも候補が見つかりやすい。
withは性格診断スコアを「会話の入り口」として使える。「スコアが高くて気になっていました」という自然な切り出し方ができるのは、withだけの強みだ。
真剣に結婚を考えているなら、OmiaiをPairsと同時並行するのが最も効率的だ。 本人確認が厳しく、本気度の高い相手が集まりやすいため、初メッセージへの返信率も他のアプリより高い傾向がある。
「Pairsをメインに、Omiaiをサブで」の使い分けが、実際に会えている女性に多い組み合わせだ。
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[記事の要点] マッチングアプリの初メッセージ返信率を上げたいなら、まず「誰に送るか」の選別精度を上げることが先決だ。Pairsは会員数No.1で出会いの母数が多く、withは性格診断で話の入り口を作りやすい。Omiaiは真剣婚活層に特化していて本気度の高い相手に出会いやすい。どのアプリも無料登録から始められる。
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「私も同じだった」実際によく詰まる初メッセージの壁
Q: プロフィールに趣味の記載がない相手には何を書けばいい?
A: 職業や居住地など、最も具体的な情報を1つ選んで自分の経験と繋げるのが基本だ。「○○にお住まいなんですね。実は職場が近くて、あのあたりの△△によく行きます」のように、具体性を一つ入れると相手が返事を書きやすくなる。文字数は80〜120字、質問は1つだけ。
Q: 自分からリクエストを送った場合と、来た場合で書き方を変えるべき?
A: 基本は変えなくていい。 ただし自分からリクエストした場合は「プロフィールを読んでリクエストした理由」を一言入れると好印象につながる。「○○が好きと書いてあって、ぜひ話してみたくなりました」という一文が、定型文との差を生む。
Q: 返信が来た後、会話が続かずに消えてしまう。これも初メッセージの問題?
A: 違う。初メッセージで返信が来ているなら、それはすでに成功している。 問題は2通目以降の会話設計だ。3〜5往復でデートの提案に持っていく流れを意識して、「次の質問への誘導」を丁寧に設計する。「いつ会えますか」を3往復目に自然に入れられる流れを最初から意識しておく。
Q: 複数アプリを同時に使っていいの?
A: いい。むしろPairs+もう1アプリの並行使用が、出会いの母数を最大化する標準的な方法だ。 ただし管理が大変になるので、最初は2アプリまでに絞り、メッセージのスレッドをこまめに確認する習慣をつける。
既読スルーを量産する初メッセージの特徴
① コピペ感が出る定型文
「初めまして!プロフィール拝見しました。ぜひ仲良くしていただければと思います」——この文章を、今この瞬間も日本中で何万人かが送っている。相手には「また来た」にしか見えない。定型文と気づかれた瞬間に、返す気が消える。
② 質問を3つ以上重ねる
「どのくらいアプリやっていますか?趣味は何ですか?休日はどこかよく行きますか?」は尋問だ。答える気が失せる。質問は一つ。相手が答えたくなる質問を、一つだけ選ぶ。
③ 開口一番のネガティブ自己開示
「アプリ初心者なので何もわからなくて…」「うまく話せるか不安ですが…」はマイナスの第一印象を作る。謙遜より、相手のプロフィールへの誠実な関心を1文入れる方が、圧倒的に印象がいい。
デメリット・使う前に知っておくべきこと
with
正直に書いておく。
Pairsは会員数が多い分、本気度の低い男性も混在している。 「いいね」の数が多くても、プロフィールが薄い相手にマッチングを返し続けると消耗するだけだ。選ぶ基準を自分の中で決めておくことが、Pairsを使う際の前提条件になる。
withの性格診断スコアは、実際に会った時の相性を保証しない。 スコアが高い=話が合う=また会いたい、ではない。スコアはあくまで会話の入り口として使う程度に留めておくのが現実的だ。
複数アプリを同時に使うとメッセージの管理が難しくなる。 スレッドを間違える、デート日程が重なるといったミスが起きやすい。最初は1〜2アプリに絞り、丁寧に管理するのをすすめる。
「始めるのが1年遅れると、何を失うか」
ハッピーメールの広告がInstagramに出てきた夜、タップしかけた。でもそれより先に、こういう計算をしてほしい。
マッチングアプリの登録が1年遅れると、単純に出会える人数が1年分減る。20代後半のアクティブユーザー数は、30代以降より多い——これは各社が公表しているユーザー分布データからも読み取れる傾向だ(参考:国内主要マッチングアプリ各社公開ユーザーデータ)。選択肢の母数は、使い始めるのが遅くなるほど減っていく。
Pairsの基本機能は無料で使える。登録は30秒。失うものは何もない。
「もう少し自分磨きをしてから」「心の準備ができてから」——その言葉は、1年後に後悔に変わる。
彼氏いない歴2年4ヶ月。このまま何もしなければ、来月も同じ夜が来る。世田谷の1Kで、コンビニのカルボナーラをレンジにかけながら、既読スルーを眺める夜が。
行動した人だけが、来月の自分を変えられる。
今日やること
1. 下のリンクから公式サイトを開く(30秒・スマホだけでOK・無料)
2. プロフィール写真を3枚以上設定して、自己紹介欄に200字以上書く
3. 「写真3枚以上・自己紹介あり・最終ログイン3日以内」の相手だけを選ぶ
4. マッチングから24時間以内に、80〜120字で相手のプロフィールの具体的な一点を入れた初メッセージを送る
Pairs
このページを閉じて、また一人の夜に戻るか。それとも30秒で一歩踏み出すか。
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